想像以上の大学生活

 新2年マネージャーの櫨つかさです。
私がエバーグリーンに入ったきっかけは、「なんとなく」でした。色んなサークルの新歓イベントに参加してみたものの、自分にしっくりくる所はなく、だんだん勧誘期間の終わりが近づいてきて、イベントも少なくなり、どこかに決めなきゃと焦った気持ちで、アメフト部の最後の新歓イベントに参加しました。私の中で、マネージャーのイメージは選手の「お手伝いさん」で、あまり乗り気ではありませんでしたが、先輩たちの話は面白く、部活の雰囲気も楽しそうだし、「ここでいいか」と本当に「なんとなく」入部を決めました。

 初めは新しい環境で、経験したことのない仕事をしたり、面白い先輩とご飯に行ったりと楽しく過ごしていました。しかし、仕事を続けてみると、水を渡す、コートを作る、ビデオを撮る、という仕事にもの足りなくなって、何のために自分の時間を使っているんだろう?と思うようになりました。中高と吹奏楽をやってきたためか、自分がメインとなって輝ける居場所と、マネージャーの雑用的業務に差を感じていました。

 じゃあ、なぜ部活を辞めなかったのか?その起点となったものが広報活動です。
マネージャーはグランド業務だけでなく、「チームを勝たせるために」というテーマで、企業提携や地域貢献活動等にも取り組んでいます。マネージャーの存在意義は選手のためではなく、チームを勝たせるためにある。「自分もチームの勝利に貢献できる」と知ったことがやりがいに繋がりました。

 広報活動では、チームの中にある問題を見つける、分析する、解決策を考える、実施する、という問題解決能力のための考え方を学ぶ事ができます。また、外部の人と接触し交渉したり、新しいことを企画したりと、今まで経験することのなかった様々な新しいことに挑戦することができます。やってみたいことを実現できる、チームの成果に繋がる、自分に自信がつく。

 本当にこの部活を選んで良かったと思います。

 自分の好きな楽しいことを選んでいる大学生活よりも何百倍も価値のある時間の中にいると思います。引退する時、「最高の4年間だった」と思える、と確信しています。そう思えるように、常に上を目指して、勝ちに貪欲なマネージャーになろうと思います。

MGR#091 櫨(はぜ)つかさ (写真中央)