日: 2019年10月19日

幹部選手による決意表明

 
10月27日(日)秋季リーグ最終戦 vs福井県立大学戦に向け、幹部選手による決意表明を公開いたします。
 
 
私達の本気を、お伝えします。
 
 
下記URLより、各幹部選手の決意表明をご覧ください。
 
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オフェンスリーダー #6金和達也 http://kanazawa-evergreen.com/blog-20191019-3/
 
ディフェンスリーダー #77鈴木汐那 http://kanazawa-evergreen.com/blog-20191019-2/
 
キッキングリーダー #37相崎展輝 http://kanazawa-evergreen.com/blog-20191019-1/
 
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決意表明【主将 #99橘建志】

 大学からアメフトを始めて、4年目を迎えた最後のシーズンも早いことにもう終盤を迎えようとしています。

 このチームの主将を務めて10ヶ月が経ちました。去年の冬から振り返ってみると、私は本当に頼りない主将であったと思います。「自分で考えていない兵隊」「他人に興味がないからチームがまとまらない」「4年としての覚悟ができていない」春からずっと同じようなことを言われ続けてきました。「打倒九州」という目標を掲げ始動したチームであったはずなのに、春から夏に入っていくにつれて、バラバラでい続けていたことが露呈していく状況が本当に辛かったです。皆、危機感を持ってこのチームを良くしようと一生懸命でしたが、ただそれは別々の方向を向いていました。「このままでは勝てない。」そう思いました。

 「皆、頑張っている」と自分に言い聞かせ、その方向をまとめることから逃げていた自分は、もういません。「チーム全体」という言葉に逃げずに個人と向き合い気持ちを伝え、4年としての、主将としての姿勢を見せていくことで、勝てる仲間を、勝てるチームを作り続けます。そしてこんな私を支えてくれて、いらない苦労までかけてしまった同期や、言わせたくないことまで言わせてしまい一生懸命考えて行動し続けてくれた後輩に、最後は主将として「勝利」で応えます。

 全員が本当の意味で一つになったチームで、まず目の前の福井県立大戦に全力を出して必ず勝利を掴み、九州への切符を手に入れます

 試合当日はぜひ会場で私たちが1年間作り上げてきたEVERGREENの勇姿をご覧ください。応援よろしくお願いいたします。

2019EVERGREEN 主将

#99橘建志

決意表明【副将 #51井川創太】

 私は、今まで尊敬してきた先輩を自分が勝たせたいと思ったように、後輩から勝たせたいと思われる先輩を目指し、副将を立候補しました。しかし、6月に行われた3,4年生のミーティングで、3年生から、「4年同士がまとまっていなく、本当の仲間になれていない。こんな4年に付いていきたくないし、誰も4年のためにアメフトをしていない。」と言われました。自分が尊敬してきた先輩とのギャップを大きく感じ、自分の副将としての存在意義を見失いました。変わりたいのに変われないことに葛藤し、楽しかったアメフトも嫌いになり、その理由を考えようとしても辛くなり考え抜くことから逃げようとした時もありました。

 しかし、夏の合同練習や夏合宿を経て、「やっぱりアメフトは楽しい、LBとして、OLとしても今まで以上に成長したい」と思うようになりました。夏合宿でコーチにリーダーについて話してもらい、納得感を持って引退するために、夏合宿後にスケッチブックにLBとして、OLとして、副将として、このまま引退したら後悔することやチームの潰すべき課題を思いつくだけ書き出し1つずつ潰すことにしました。これにより、日々少しずつ自分の成長を感じる一方で、新たに生まれる課題に試行錯誤を繰り返しました。

 北陸秋シーズンも残すは北陸王者決定戦である福井県立大戦のみです。秋シーズンが開幕し、これまでの福井大戦、富山大戦はどちらも接戦でした。これらは怪我人の多さが問題ではなく、プレーの完成度の低さ、チームのまとまりのなさが要因だと思います。打倒西南を達成するためには、次戦の福井県立大戦に勝利することは必須です。そのためにも学年問わずチーム全員が「福井県立大学を倒す」という、同じ方向を向かなければなりません。

 そのために副将として、「勝ち」に繋がる全ての準備を最後までやりきります。相手が福井県立大なら本当に止まっているか、先制点をとられるかもしれない、いきなりオンサイドキックをしてくるかもしれないなど、想定される最悪の場面や福井県立大に勝つにふさわしい努力をできているかを日々考え、試合を想定した練習で考えられる課題を潰していきます。10/27には全員が「ここまでやりきったから勝てる」と自信を持ち、チーム一丸となって臨めるようにします。決して簡単なことではありませんが、ここまで築きあげて頂いたOBさん、付いてきてくれた後輩たち、打倒西南を成し遂げるという目標のためにも、福井県立大学を打ち負かすにふさわしい努力を最後の最後まで続けていきます。

 10/27(日)福井県立大学戦、必ず勝ちます。応援宜しくお願いします。

2019EVERGREEN 副将

#51井川創太

決意表明【オフェンスリーダー #6金和達也】

 西南学院のニーダウンで試合が終了、結果は金沢13-24西南。僕は会場を後にする前に誰もいないフィールドを目に焼き付けました。「来年は俺がチームを変えて勝つ。どんな辛いことを乗り越えてでも勝ちたい。」絶対にオフェンスを強くしてやろうと思っていたし自分ならできるという自信がありました。

 しかし、そんな自信はすぐに打ち砕かれ、春に行われたどの試合でも思うようなオフェンスができず結果を出すことはできませんでした。僕はけがでプレーできない歯がゆさ、リーダーとしてオフェンスチームのクオリティを上げられない不甲斐なさでいっぱいでした。エンドゾーンが遠く感じて本当に辛かったです。それから夏合宿を経て秋シーズンに入り、チームは福井大学,富山大学に勝利はしたものの、オフェンスリーダーとしての自分の望むレベルの完成度ではなく、苦しい状態が続きました。

 秋の2試合を経て、1つの試合に勝つことの難しさを強く感じました。普段の練習で同じミスが繰り返される、他人がミスしても自分には関係ないと思って指摘しあえない、そんな空気がチームにはありました。けれど、人任せで勝てるほどフットボールはぬるくありません。僕自身が、そして1人1人が、チームを勝利に導くために、「僕が変える」「自分がやる」という覚悟を持ち、チームを勝利に導きます。

 次戦の10/27(日)福井県立大学戦は打倒九州を目指す僕たちにとって、絶対に負けられない一戦です。僕はオフェンスリーダーとして、オフェンスで負けにつながる不安要素を消し、どういうゲームプランで福井県立大学に勝つかの共通認識をオフェンスメンバー全員に持たせて準備をし、試合では相手より多くのタッチダウンを取り必ず勝利します。応援、よろしくお願いいたします。

2019EVERGREENオフェンスリーダー

#6金和達也

決意表明【ディフェンスリーダー #77鈴木汐那】

 私個人としては、春シーズンはここ数年で最悪でした。人数不足であわや棄権、天候不良で試合中止、関学との合同練習も中止。すべてが自分の敵のように思えました。6月ころには4年全体が3年全体に苦言を呈されるミーティングもありました。「まだまだ、もっと本気でもっとやらなあかん。」そう胸に誓いなおしました。

 私たちの学年は、今の現役の中で唯一リーグ戦での敗戦を経験しています。負けてむなしく過ごす虚しいシーズンの辛さを知っています。だからこそ私は、そんなシーズンで終えることは絶対にしたくない。あの空虚な時間を後輩たちにも経験させたくない。そのために私は、リーグ戦すべてを勝利で終え、「北陸王者」であり続けなければいけないのです。

 そしてすでに勝負の秋シーズンは開幕しています。目標達成まで勝ち続けなきゃならない、負けられない日々です。さらに次戦は大一番です。私はEVERGREENのディフェンスリーダーとして、福井県立大戦を0点に抑えるディフェンスをつくります。0点に抑えることは並大抵のことではないと思います。0点に抑えるには連続でフレッシュされることはあってはいけません。被インターセプトも被ファンブルリカバーもダメ。自陣30ヤードにも入られることも許されません。しかし、アサインメントとスキームをディフェンスチームに徹底させ、その厳しい条件を必ずクリアします。1ヤードでも、1mmでも前でキャリアをタックルし続け、金沢大学EVERGREENはディフェンスで福井県立大に勝利します。

 その勝利の先に私たちが目標として掲げてきた九州代表が待っています。彼らにリベンジするためにも来る大一番を落とすわけにはいきません。当日はぜひ、EVERGREENが完封で勝利するシーンを会場に見に来てください。

2019EVERGREEN ディフェンスリーダー

#77鈴木汐那

決意表明 【キッキングリーダー #37相崎展輝】

 北陸リーグもついに残すところあと一戦、福井県立大戦のみとなりました。目標達成のために絶対に負けられないと同時に、僕達EVERGREENにとっては毎年特別な思いを持って総力を注ぐ最終戦です。そんな試合を前にした今、今年を振り返りながら意気込みを綴らせていただきます。

 僕はキッキングチームのリーダーです。今年度チームが始動した際にリーダーに立候補したのは、二年連続で敗北した九州代表校の西南学院大学にもう負けたくない、勝ちたいという強い思いが理由でした。僕は二試合ともパンターやDBとして出場し、TDやパントブロック等散々にやられました。勝てるチームにしたい、そして特にキッキングにおいてそれができるのは、二年間フィールドで悔しさを味わった自分だと思いました。

 昨年一昨年の失敗を繰り返さぬように、そしてクオリティーをそれ以上にするために、アサイメントを追加したり、試行錯誤を重ねてシステムを変更し、日々の練習で精度を上げてきました。しかしうまくいかなかったことも多く、非常に苦しい時期もあったのは事実です。人が少なく、ほぼ全員が両面という状況でどうやってクオリティーを上げていくか。去年の主力がいなくなったスキル選手の層をどうやって厚くするか。練習方法や想定、準備の甘さを他人に気づかされ、自信を無くした時もありました。それでも、「勝ちたい、もう負けたくない」という気持ちでここまでやってきました。

 シーズンインして、思うことがあります。何事においても絶対が無いように、絶対に試合に勝てる、ということはありません。だからこそ、「絶対」に近づくために、試合の想定、リスク管理は欠かせません。どうやったら勝てるか、負けないか。不意をつかれて負けるとしたらどんなパターンか。モメンタムを持っていかれるとしたら、あるいは持っていくのはどんな場面か。想定出来てないことはないか。

 「もう絶対に大丈夫」という自信を持てることはありません。だからいつも、僕の中の不安は消えません。それでも毎日考えて、練習でリスクを潰していく。この作業が勝利に結びつくと信じて、日々練習しています。

 キッキングが試合の中で占めるプレー数はオフェンスやディフェンスに比べたら小さいものです。しかし、試合の流れが変わる場面には必ずキッキングが絡み、勝ち負けを左右します。キッキングでこそ、上に書いたような想定やリスク管理をどこまで時間をかけて詰められるかが大切だと思っています。残された時間は少ないですが、今シーズン最高のクオリティーに仕上げます。

 10/27福井県立大戦

 楽な試合ではありません。幾度となく訪れるであろう苦しい場面で、安定感のあるキッキングチームが必ずモメンタムを引き寄せ勝利をつかみます。ご期待ください。

 応援よろしくお願いします。

    

2019EVERGREEN キッキングリーダー

#37相崎展輝