決意表明【オフェンスリーダー #6金和達也】

 西南学院のニーダウンで試合が終了、結果は金沢13-24西南。僕は会場を後にする前に誰もいないフィールドを目に焼き付けました。「来年は俺がチームを変えて勝つ。どんな辛いことを乗り越えてでも勝ちたい。」絶対にオフェンスを強くしてやろうと思っていたし自分ならできるという自信がありました。

 しかし、そんな自信はすぐに打ち砕かれ、春に行われたどの試合でも思うようなオフェンスができず結果を出すことはできませんでした。僕はけがでプレーできない歯がゆさ、リーダーとしてオフェンスチームのクオリティを上げられない不甲斐なさでいっぱいでした。エンドゾーンが遠く感じて本当に辛かったです。それから夏合宿を経て秋シーズンに入り、チームは福井大学,富山大学に勝利はしたものの、オフェンスリーダーとしての自分の望むレベルの完成度ではなく、苦しい状態が続きました。

 秋の2試合を経て、1つの試合に勝つことの難しさを強く感じました。普段の練習で同じミスが繰り返される、他人がミスしても自分には関係ないと思って指摘しあえない、そんな空気がチームにはありました。けれど、人任せで勝てるほどフットボールはぬるくありません。僕自身が、そして1人1人が、チームを勝利に導くために、「僕が変える」「自分がやる」という覚悟を持ち、チームを勝利に導きます。

 次戦の10/27(日)福井県立大学戦は打倒九州を目指す僕たちにとって、絶対に負けられない一戦です。僕はオフェンスリーダーとして、オフェンスで負けにつながる不安要素を消し、どういうゲームプランで福井県立大学に勝つかの共通認識をオフェンスメンバー全員に持たせて準備をし、試合では相手より多くのタッチダウンを取り必ず勝利します。応援、よろしくお願いいたします。

2019EVERGREENオフェンスリーダー

#6金和達也