ダンケシェーン(ありがとう)

こんにちは。3回生OL/DLの船山です。

最近は太陽が出ていても肌寒いと感じ、いよいよ冬が近づいているのだなと感じています。金沢での冬にはいい思い出がないので、刻々と迫る冬の気配に怯えて過ごす毎日です。

同じような毎日を送っていると、いつしかそれを「当たり前」だと感じてしまうことがよくあります。僕の場合は、朝起きて大学へ授業を受けに行き、ご飯を食べてアメフトをやってまた寝る。こんな生活をしています。しかしよくよく考えてみると、この「当たり前」の生活は自分一人では出来ないのです。お父さんお母さんのおかげで大学に通うことができ、ここまで好きなアメフトを続けられ、ご飯を作ってくれる人がいるから美味しいご飯を毎日食べられる。周りの人に助けられ日々を過ごしているのです。

アメフトも同じです。コーチやOBOGさんが練習を見にきて指導もしてくれて、マネージャーがコートを作ってくれたり部の運営をしてくれています。トレーナーは怪我をしないようにテーピングを巻いてくれて食事や体調まで管理してくれています。そして隣には一緒に辛い練習に励む仲間がいます。見渡せば多くの人が僕の毎日のアメフトライフを支えてくれています。

そこで僕が意識しているのは「ありがとう」と伝えることです。ことあるごとに些細なことでも「ありがとう」と言うようにしています。 「ありがとう」とは感謝を伝える言葉ですが、その対義語は「当たり前」なのです。ちょっと意外ですね。今の日々を「当たり前」だと感じてしまっている人は今一度周りを見渡してみてください。「ありがとう」を伝えなきゃならない人がいっぱいいるのではないでしょうか。

長々と話してしまいましたが、次は北陸リーグ山場となる福井県立大学戦です。新チーム発足から約1年、大勢の人達に支えられてここまで来ました。EVERGREENを支えて来てくれた人達に「ありがとう」を伝えるために今僕たちがしなければならないことは、勝つことです。次の試合、必ず勝って全国トーナメントへの切符を手に入れます。そして胸を張って堂々と言わせてください。「応援、ありがとうございました」と。

OL/DL#64 船山裕矢