11月5日(日)に行われた関西代表決定戦・中四国戦 vs島根大学の試合結果です。
今回は1Q=12分で行われました。
第1Q
金沢のキックにより試合開始。K#45高橋の蹴ったボールは島根のリターンでG前65yd付近へ。島根の攻撃が始まりますが、金沢ディフェンスの集まりが早く4th downでパントを選択します。金沢G前70ydより攻撃を開始、ランを試みますが島根ディフェンスに阻まれ思うように進めず、反則も取られるなど4th down15でパントを試みます。しかしここでスナップミス、セーフティーとなってしまいます。金沢0-島根2。金沢のキックで試合再開。G前60yd付近より、島根がランで35ydほどのゲイン。ここでG前25ydからのフィールドゴールトライを行いますが、DL#55吉岡のナイスカット!追加点を許しません。攻守交代。ここから金沢オフェンスのランがテンポ良く決まりフレッシュを連続更新しますが、攻めきれずパントで攻守交代。
第2Q
島根G前73yd地点より攻撃を開始し、フレッシュも更新しますが、DB#14寺田やLB#44熊谷のナイスタックルにより4th downでパントを選択します。ナイスパントが決まり、金沢G前98ydからの苦しい攻撃となります。ランプレーでの前進を試みますがディフェンスの集まりが早くなかなか進めず、さらに反則で罰退、またもやエンドゾーンぎりぎりからの攻撃となります。しかしここで島根にも反則が取られます。金沢オフェンスこのチャンスも掴みきれず、パントで攻守交代。ここから両チームの攻防が続きます。これを抜け出したのが島根オフェンス陣、G前35ydよりラン・パスで着実に前進し、再びフィールドゴールトライに挑戦、これは阻止することができず、金沢0-島根5。島根のキックで試合再開しますが、ここで前半終了。
第3Q
島根のキックにより後半開始、しかしながら金沢のリターナーがボールをファンブル、これをリカバーしたのが島根、よって島根へと攻撃権が移ります。島根G前30yd付近からの攻撃となりますが、金沢ディフェンスの粘り強いプレーでここはフィールドゴールによる3点に抑えます。金沢0-島根8。島根のキックしたボールはR#24河野のナイスリターンでフィールド中央へ。これより金沢の猛攻が始まります。オフェンスラインのナイスコンビネーションが、ディフェンス陣を圧倒します。そしてWR#11古野、TE#99橘のテンポの良いパスオフェンスでフレッシュを続けて更新し、G前まで一気に進みます。そしてQB#8渡邊とWR#11古野のホットラインにより、ここでついにタッチダウン!!!ここから果敢にツーポイントコンバージョンに挑戦しますが、惜しくも失敗。これにより、金沢6-島根8。島根の自陣からの攻撃はランを中心に、地道に1st downを獲得します。また、島根大学の安定感のあるパントにより、金沢大学はG前2ydからのオフェンスとなります。なんとか、G前をスマッシュやQBキープによって抜け出します。しかし、ここぞのパスプレーをインターセプトされ、G前ディフェンスとなります。
第4Q
しかしここでDL・LBの奮闘によりゴールラインを割らせません。金沢も粘りましたが島根フィールドゴール成功で、金沢6-島根11。島根のキックで試合再開、R#11古野のナイスリターンで、フィールド中央からの攻撃となります。金沢、島根のディフェンスに阻まれなかなかランを出すことが出来ません。しかしその裏をかいたTE#99橘へのパスで1st down獲得、その後も複雑なランプレーを行いますがうまく決まらず攻守交代。島根自陣20ydからのオフェンス、しかし金沢のナイスパスカバーによりパスが投げられず攻守交代。金沢オフェンス、パスを中心に攻撃を開始します。WR#11古野へのパスが連続成功で、観客席が湧きます。しかしその後はパス失敗やブロックミスで4th downとなります。しかし後がない金沢はギャンブルを選択、QB#8渡邊のランでギャンブル成功です!3rd downで残り時間が少ない金沢オフェンス、最後の勝負を仕掛けます。トリックプレーでRB#24河野からのパスがWR#11古野へ通ります。タッチダウンー!!!続いてツーポイントコンバージョンに挑戦、またもやQB#8渡邊のランにより成功!これにより金沢14-島根11。ついに逆転です!その後K#45高橋のナイスキックでタッチバック、ここからは島根の勢いが止まらずドライブが続きますが、残り時間がわずかとなり、フィールドゴールを選択します。しかしDL#55吉岡のナイスブロックによりチャレンジ失敗。ここで試合終了、金沢14-島根11で金沢大学の逆転勝利です。
チーム全員が初めて経験する全国大会という舞台、苦しい試合にはなりましたが、何とか勝つことが出来ました!まずは憧れの全国大会での勝ちという結果に、とても嬉しい気持ちです。
特に前半は、点を取られ続け危ない場面も多く見られましたが、そこで気持ちを切らすことなく、目の前のひとつひとつのプレーに集中する姿勢が貫けたことが勝因だったように思います。苦しい時ほど落ち着いて冷静にプレーする姿勢、これもこの一年でチームが成長した部分だと感じます。また、チームの中心にいる濱辺主将の発する安心感もチームを支える大きな力になっているなあと思いました。
また、観客席からの心強い応援にもたくさんのパワーを頂きました、ありがとうございました!
そしてすぐ翌週に迫る二回戦への準備に気持ちを切り替えていきたいと思います。
関西代表決定戦・九州戦は11月12日(日)福岡県博多市の平和台陸上競技場にて12:00kick offです。チーム全員で頑張ってきます!応援よろしくお願いします!!!
MGR#080山下