チームの歴史
チームカラー
チームカラーであるグリーンは1980年代前半に決定された。
米カレッジの強豪ノートルダム大への憧れが強く、伝説のグリーンジャージから金のヘルメットとパンツ、グリーンのジャージが決められた。
名の由来
EVERGREENのニックネームは1986年に決定された。
当初は北陸という土地柄にちなんで「ノース・・・」や「ノーザン・・・」といった候補も挙げられたが、「常勝」や、さらにチームが大きくなって欲しいという願いをこめ、チームカラーにかけて「常緑」を意味するEVERGREENが選ばれた。
伝説
1994年頃まで練習開始が日本一早いチームと言われていた。
朝練の開始は7時であったが、ビフォアー練習があったので、 6時10分にはほぼ全員がグラウンドに立っていた。
北陸学生アメリカンフットボール連盟
1973年に創部した、福井大・金沢工業大学が関西学生リーグの近畿ブロックに所属していたが、1979年に金沢経済大学・金沢医科大学の加盟を受け、北陸学生リーグとして独立した。
これにより、北陸学生リーグは地域的なハンディを解消すべく、東海学生リーグと同じく近畿学生リーグと並ぶ待遇で、リーグ優勝校は関西学生1部リーグへの昇格入れ替えトーナメント戦への出場権を与えられた。
その後、1982年に関西学生アメリカンフットボール連盟から独立して、北陸学生アメリカンフットボール連盟が誕生した。
年 | トピック/結果 |
1979(S54) | 金沢大学にアメリカンフットボール同好会ができる。チーム発足当初は、グラウンドも確保できず、金沢市香林坊の中央公園で練習していた。そこで、たまたま居合わせたモルモン教の方に、ダミーヒットの指導を受けたことも。 ▼北陸リーグ結果 – ▼入替戦結果 – |
1981(S56) | 現顧問北浦孝が監督に就任したのを機に部に昇格。同時に関西アメリカンフットボール協会に加盟する。これにより金沢大学、金沢工業大学、金沢経済大学、金沢医科大学、福井大学の5校によるリーグ戦が行われるようになる。 ▼北陸リーグ結果 1勝2敗1分(3位) ▼入替戦結果 – |
1982(S57) | 北陸アメリカンフットボール連盟が関西アメリカンフットボール連盟から独立する。2年目にして初優勝し、入れ替えトーナメント戦に臨む。 ▼北陸リーグ結果 4勝0敗(優勝) ▼入替戦結果 0-42 大阪経済大学 |
1983(S58) | 北陸地区のアメリカンフットボール普及のため 第1回「北陸BOWL」が開催される。京都産業大学を招き、攻撃は北陸各大学が1クォーターごと出場し、守備は選抜の混成チームで行われる。 ▼北陸リーグ結果 2勝2敗(3位) ▼入替戦結果 – |
1984(S59) | – ▼北陸リーグ結果 4勝0敗(優勝) ▼入替戦結果 0-28 大阪大学(西宮球技場) |
1985(S60) | – ▼北陸リーグ結果 4勝0敗(優勝) ▼入替戦結果 7-13 大阪教育大学(西宮球技場) |
1986(S61) | EVERGREENのニックネームが決定。 ▼北陸リーグ結果 4勝0敗(優勝) ▼入替戦結果 6-34 関西大学(西宮球技場) |
1987(S62) | 金沢大学チアリーダーが誕生 ▼北陸リーグ結果 3勝1敗(2位) ▼入替戦結果 – |
1988(S63) | 主将 #根岸(OL/DL) 金沢大学チアリーダーが一時休止状態になる。 ▼北陸リーグ結果 4勝0敗(優勝) ▼入替戦結果 0-38 関西大学(西宮球技場) |
1989(H1) | 主将 #69山本(OL/DL) ▼北陸リーグ結果 4勝0敗(優勝) ▼入替戦結果 0-30 関西大学(万博記念競技場) |
1990(H2) | #61横川(OL/DL) 滋賀県で毎年行われている「長浜BOWL」 (この年40周年を記念して「長浜ひょうたんBOWL」に変更)のメインゲームに招待され滋賀大学と対戦する。金沢大学 35-0 滋賀大学 主将 ▼北陸リーグ結果 38-8金医大 48-0金経大 30-0金工大 33-0福井大 優勝 ▼入替戦結果 12-29 甲南大学(尼崎陸上競技場) |
1991(H3) | 主将 #78吉元(DL) 北陸学生リーグに福井工業大学が正式加盟。6チームが4試合ずつ対戦する準リーグ戦方式で行われる。 1991年にアメフト部のマネージャー澤井(藤沢)和歌子が金沢大学チアリーダーを復活させる。 ▼北陸リーグ結果 38-8金医大 48-0金経大 30-0金工大 33-0福井大 優勝 ▼入替戦結果 13-53 京産大(長居競技場) |
1992(H4) | 主将 #73鈴木(DL) この年から北陸BOWLがクォーター制の北陸学生リーグ連合チームとしての対戦式から単独1チームでの対戦式をとるようになる。金沢大学 15-14 大阪大学 この年北陸学生リーグに富山大学、北陸大学が正式加盟、8チームとなったため4チームの2ブロック制のリーグ戦を行い、プレーオフによって順位を決める方式をとる。 ▼北陸リーグ結果 28-6金工大 23-0金経大 14-6富大 プレーオフ 41-6金医大 優勝 ▼入替戦結果 3-10 甲南大(西宮球技場) |
1993(H5) | 主将 #55吉田(DL) ▼北陸リーグ結果 43-21福大 45-0福工大 16-0富山大 プレーオフ 0-6金経大 位 ▼入替戦結果 – |
1994(H6) | 主将 #75永田(OL) 日本のアメリカンフットボール誕生60周年記念「シーホークBOWL」が開催され、北陸代表に金沢大学が選ばれる。 第1戦 金沢大学21-7福岡大学 金沢市営球技場 第2戦 金沢大学10-3広島大学 広島広域公園第二球技場 決勝戦 金沢大学0-88法政大学 福岡ドーム この年北陸学生リーグに福井県立大学が正式加盟、リーグ9チームとなり2ブロック制から1、2部リーグ制に編成される。 杉盛(DB)がIVYBOWL日本代表候補に。 監督に高田典男(84年卒)が就任。 ▼北陸リーグ結果 28-0福井大 68-12金工大 45-6富山大 優勝 ▼入替戦結果 6-26 関西大学(西宮球技場) |
1995(H7) | 主将 #88毛利(DE) 金沢大学チアリーダー部に昇格。 オフェンスにウィッシュボーンを導入。 IVYBOWLで嶋田(TE)が日本代表候補、倉林(LB)が日本代表に。 ▼北陸リーグ結果 42-0福工大 62-0金経大 39-0富山大 45-7福井大 優勝 ▼入替戦結果 0-56大産大(西宮球技場) |
1996(H8) | 主将 #47倉林(LB) 京都大学への合宿参加、関西学院大学とのJV戦、北海道大学との交流戦など、積極的にレベルアップを図った。 ▼北陸リーグ結果 38-0福工大 61-7金経大 57-14福井大 23-2富山大 優勝 ▼入替戦結果 20-33大阪体育大(西宮球技場) |
1997(H9) | 主将 #34山口(RB) 小松ドームのこけら落としゲームとして、北陸学生選抜対日本大学の試合が行われる。嶋田(DL)が篠竹幹夫賞を獲得。 6LBスタイルのアグレッシブなディフェンスを採用。 初の関西1部リーグ入れ替え戦出場。 ▼北陸リーグ結果 35 -29金工大 44-6金経大 46-12福工大 16-13富山大 優勝 ▼入替戦結果 – |
1998(H10) | 主将 #47倉林(LB) 京都大学への合宿参加、関西学院大学とのJV戦、北海道大学との交流戦など、積極的にレベルアップを図った。 ▼北陸リーグ結果 18 -7北陸大 77-12金経大 44-7富山大 28-0福工大 優勝 ▼入替戦結果 13 -14大阪大(西宮球技場) |
1999(H11) | 0- 44同志社大(長居競技場)優勝 日本体育大学卒でコーチとして大阪産業大学付属高校を日本一に導いた中西隆彦がヘッドコーチとして就任。 ▼北陸リーグ結果 46 -7金経大 31-0北陸大 47-0富山大 49-13福工大 優勝 ▼入替戦結果 0- 44同志社大(長居競技場) |
2000(H12) | 主将 #57石野(OL) 嶋田准也(98年卒)が監督就任。 北陸リーグ全試合無失点 ▼北陸リーグ結果 52 -0北陸大 78-0富山大 72-0福工大 47-0福井大 優勝 ▼入替戦結果 17 -24大阪大学(長居競技場) |
2001(H13) | 主将#44鈴木(LB) 初のトレーナの設立 ▼北陸リーグ結果 46 -0福県大 26-0福工大 21-7富山大 51-0福井大 優勝 ▼入替戦結果 0- 39関西大(西宮スタジアム) |
2002(H14) | 主将#53南塚(LB) ▼北陸リーグ結果 44-0福県大 49-0金工大 34-0富山大 72-6福井大 優勝 ▼入替戦結果 9-29関西大(西宮球技場) |
2003(H15) | 主将#55高田(LB) 北陸リーグ10連覇 ▼北陸リーグ結果 50-0福井大 36-6金工大 36-0富山大 15-6福県大 優勝 ▼入替戦結果 14-17龍谷大(長居球技場) |
2004(H16) | 主将#56込山(OL) 関西1部リーグ入れ替え戦出場。 ▼北陸リーグ結果 17-0金工大 56-0富山大 63-0福井大 31-0福県大 優勝 ▼入替戦結果 21-14京産大 (長居球技場) 関西1部入れ替え戦 20-27近畿大 (長居球技場) |
2005(H17) | 主将#34木村(RB) 中西隆彦が監督就任。 ▼北陸リーグ結果 58-0福工大 30-7福井大 70-7富山大 24-0金工大 14-2福県大 優勝 ▼入替戦結果 13-16京産大 (長居球技場) |
2006(H18) | 主将#51下平(DL) ▼北陸リーグ結果 48-0福工大 55-0富山大 42-35金工大 20-0福井大 28-21福県大 優勝 ▼入替戦結果 9-28龍谷大(ExpoFlashField) |
2007(H19) | 主将#54小島(LB/TE) ▼北陸リーグ結果 62-0富山大 27-6福井大 31-23福県大 27-18金工大 優勝 ▼入替戦結果 14-45京産大(ExpoFlashField) |
2008(H20) | 主将#66千代(LB/OL) 嶋田准也が監督就任。北陸リーグ15連覇達成。 ▼北陸リーグ結果 1-0福工大 72-0富山大 69-0福井大 27-13金工大 43-0福県大 優勝 ▼入替戦結果 0-31龍谷大(ExpoFlashField) |
2009(H21) | 主将#52野口(LB) 全国8地区の代表9校(関東は2校)が参加する全日本大学アメリカンフットボール選手権が新設された。甲子園ボウルは選手権の決勝戦に位置付けられることになった。 ▼北陸リーグ結果 44-0富山大 31-0福井大 34-0福県大 28-13金工大 優勝 ▼全日本大学アメリカンフットボール選手権結果 2-55名城大(一宮光明寺公園球場) |
2010(H22) | 主将#53水上(DL) ▼北陸リーグ結果 69-0富山大 21-6福井大 31-0福県大 56-13金工大 優勝 ▼全日本大学アメリカンフットボール選手権結果 6-46南山大(四日市中央緑地公園) |
2011(H23) | 主将#45田中(LB) ▼北陸リーグ結果 48-8富山大 74-0金工大 27-0福井大 45-13福県大 優勝 ▼全日本大学アメリカンフットボール選手権結果 0-38中京大(一宮光明寺公園球場) |
2012(H24) | 主将 #41永田(LB) ▼北陸リーグ結果 32-0富山大 57-6金工大 35-6福井大 25-7福県大 優勝 ▼全日本大学アメリカンフットボール選手権結果 0-55名城大(一宮光明寺公園球場) |
2013(H25) | 主将 #57大音(DL/OL) ▼北陸リーグ結果 63-0金工大 28-7富山大 16-21福県大 43-0福井大 3勝1敗 ▼全日本大学アメリカンフットボール選手権戦結果 – |
2014(H26) | 主将 #69河崎(DL/OL) 津幡 亮佑が監督就任。部員不足により北陸リーグへの出場すら危ぶまれていたが、3回生5名、2年生3名、1年生5名の計13人のプレイヤーで北陸リーグに出場。ほぼ全員がフル両面で出場した。3-4Okieフォーメーションのディフェンスを導入。 ▼北陸リーグ結果 13-14福井大 31-0金工大 16-6富山大 20-35福県大 2勝2敗 ▼全日本大学アメリカンフットボール選手権戦結果 – |
2015(H27) | 主将 #69河崎(DL/OL) 勧誘リーダー清水を中心として企画した新歓戦略が成功し多数の新入生が入部。深刻な部員不足の状態から脱した。前年度は4年生選手がいなかったためスタメンがそのまま残っており、そこに新入生の即戦力を加えてリーグ戦に挑んだ。 ▼北陸リーグ結果 24-7富山大 27-13金工大 27-14福井大 19-21福県大 3勝1敗 ▼全日本大学アメリカンフットボール選手権戦結果 – |
2016(H28) | 主将 #50清水(LB/OL) ディフェンスは非常に安定感があり、失点は福井県立戦のTD1本のみだった。関東一部リーグを中心に、各地から推薦・選抜された選手が2チームに分かれて試合を行うオールスター戦、カレッジボウル2017にDT永井が選出され出場。最優秀DL賞を受賞した。 ▼北陸リーグ結果 33-0福井大 83-0金工大 35-0富山大 0-7福県大 3勝1敗 ▼全日本大学アメリカンフットボール選手権戦結果 – |
2017(H29) | 主将 #50/25 濱辺(LB/OL/RB) 地域貢献活動として小学校へのフラッグフットボール指導を始めた。 関西大出身の池下 直介がオフェンスコーチとして参加し、オフェンスのプレーデザインを強化。福井県立大に勝利し4年ぶりに北陸リーグ優勝。翌週の西日本代表校決定トーナメント1回戦でも勝利し、北陸リーグ優勝チームが全日本大学アメリカンフットボール選手権に出場する形式になってから初となる1回戦突破となった。 ▼北陸リーグ結果 13-0 富山大 50-6 金工大 37-0 福井大 9-0 福県大 ▼全日本大学アメリカンフットボール選手権結果 1回戦 14-11 島根大 2回戦 7-27 西南学院大 |
2018(H30) | 主将 #55 吉岡(DL/OL) 創部以来顧問を勤められていた北浦先生が金沢大学の退任と福山大学への転任に伴い、顧問を退官されることとなった。2018年2月に記録的な豪雪の中で退官記念パーティーが行われ、総勢約190名の参加者が集まった。以降、顧問としてEVERGREEN OBの森下先生が就任した。 ヘルメットの色以外のユニフォームデザインを一新。ジャージのアクセントカラーに金色と黒色を追加し、フッパンの色は従来の金色から黒色に変更。フッパンに合わせてソックスも黒色に変更した。 ▼北陸リーグ結果 56-6 金工大 37-0 富山大 14-3 福県大 16-10 福井大 ▼全日本大学アメリカンフットボール選手権結果 1回戦 32-10 高知大 2回戦 13-24 西南学院大 |
2019(R1) | 主将 #99 橘(TE/DL) 金沢市の材木地区と雪かきボランティアの協定締結を結び、地域貢献の活動の幅をさらに広げた。また、金沢ワイセンベルグが所属するJPFFリーグで全国2位となった。エースQBを務めた津端(エバーグリーンの監督)をはじめ、多数のエバーグリーンOBが選手として試合に出場し勝利に貢献した。 ▼北陸リーグ結果 30-6 福井大 14-6 富山大 7-14 福県大 ▼全日本大学アメリカンフットボール選手権結果 – |
2020(R2) | 主将 #6 金和(QB) 新型コロナウイルスが日本で流行りだし、緊急事態宣言が出された影響で部の活動が大幅に制限される。ウエイトトレーニング場が封鎖されたため共用部室にパワーラックを設置するなど試行錯誤をしながら試合への準備を進めた。秋の公式の北陸リーグ戦は福井県立大との1試合のみの実施となった。例年発行していた部誌をリニューアルし、内容を充実させたカラー印刷のYEARBOOKの作成を始めた。 ▼北陸リーグ結果 7-20 福県大 ▼全日本大学アメリカンフットボール選手権結果 – |
2021(R3) | 主将 #42 金井(LB) 昨年度に引き続き、新型コロナの影響で部の活動を制限され、秋の北陸リーグ戦も福井県立大との1試合のみとなった。 ▼北陸リーグ結果 11-28 福県大 ▼全日本大学アメリカンフットボール選手権結果 – |
2022(R4) | 主将 #77 布施(DL/OL) 試合経験の少なさを補うため、関西大との合同練習や名城大、信州大との練習試合を行った。コロナ禍に入ってから2年半、厳しい制限の中でもひたむきに可能な限りの努力を続けてきた結果が実り、福県大に快勝して3年ぶりの北陸リーグ優勝となった。続く選手権1回戦の中四国リーグ代表にも6回のTDを取って勝利した。 ▼北陸リーグ結果 27-0 富山大 49-0 福県大 ▼全日本大学アメリカンフットボール選手権結果 42-21 山口大 7-27 西南学院大学 |