好きこそ物の上手なれ

2年QBの江畑龍太郎です。

コロナウイルスの影響で思うように動けていませんが、勧誘の時期ということで、私がアメフトを始めたきっかけを思い返してみました。私は高校までずっと野球一筋、自分の中でも、大学でも野球を続ける気でいました。同級生にも公言していましたし、硬式野球の新歓イベントにも行っていました。しかし、ノリで行ってみたEVERGREENの新勧イベントで、その考えが覆されました。上回生の面白さと体の大きさで完全に心を奪われ、「ここに入ったら4年間が面白くなりそうだ」と思い、入部を決めました。

私がなぜQBというポジションを選んだかというと、唯一ボールを投げるポジションであること、敵とのコンタクトが少ないこと、という簡単な理由でした。しかし秋シーズン最終戦の福井県立大学戦で大きな刺激を受けました。QBというポジションは、チームを勝たせることも、ゲームを壊すこともできると思いました。野球に例えるならピッチャーに似ていると思います。打たれてしまえば負ける、逆に圧倒的な力があれば点は取られません。極論ピッチャー次第で勝てる、その責任の重大さはQBと同じなのではないかと思うようになりました。

そこから大きく考え方が変わりました。部活に対する本気さが変わり、QBとしてのプライドをもって練習に取り組むようになりました。練習はもちろんのこと、グラウンド外でアメフトのことを考える時間が増えてきて、日々勉強し、成長に繋がっていると思います。苦手だった食トレや筋トレも、意識が高くなったことで、成果が出ています。今年は去年のような悔しいシーズンにはしたくはないので、QBユニットとして重要な場面で責任を背負って堂々と戦える精神力と結果でチーム内の信頼を得て、悔しさを晴らしたいと思います。

コロナウイルスが収まりつつあり、少しずつ練習再開に向かってチームは進んでいます。目標である「関西挑戦」を達成するために今できる最大の準備をしたいと思います。

新入生のみなさん、最高の4年間にしたい、何かに熱中したいと思うなら、絶対にEVERGREENです。責任の話など大変そうと思われそうな話をしましたが、なぜそこまで本気になれるのか、と聞かれれば、根底にあるのはアメフト、EVERGREENが面白いから、好きだからです。それは入部のときから今までずっと変わらないことです。だからこそ続けているし、1年間で成長できました。是非、仲間になって最高の大学生活を送りましょう。

QB#8 江畑龍太郎