2021主将 金井より最後のご挨拶

改めまして、2021年度主将 金井良磨と申します。

11月10日(土)福井富山合同チームとの試合を持ちまして今年度の日程は全て終了いたしました。

今年もコロナウイルスの影響もあり思うように練習ができなかったり試合が組めなかったり辛く大変な1年でしたが、ここまで頑張ってこられたのは

ご支援してくださった方々や応援してくださる皆様のおかげです。

本当にありがとうございました。

 

今年度、私たちは2年連続で負けている福井県立大学を何が何でも倒したい、そんな思いから福井県立大学を圧倒することを目標に頑張ってきましたが結果としては、負けてしまいました。

今年度は途中でチームの体制が大きく変わり、私は途中からキャプテンになり特殊な状況だったなぁと思います。

最初は怖かったです。

今までまともに人を引っ張ってきたことのなかった人間でしたから。

もう一度チームをまとめて勝てるチームにしないといけない責任と重圧で正直福井県立戦が近づいていくことが怖すぎて眠れないことも多々ありました。

自分が勝てるチームを作れる自信も無くなっていくばかりで焦りと不安から迷走いていました。

後輩からしてみれば頼りなく情けない主将だったかもしれないですが、最後までついてきてくれ、必死に練習して上手くなってくれた後輩たちの存在、チームが大変な時にアドバイスやサポートをしてくださったり仕事の合間の時間を縫って教えにきてくださったりしたコーチの方々の存在があったから自分は覚悟を決めて主将として頑張れたと思います。どれだけ感謝しても足りないくらい感謝しています。

 

そして何より同期の存在は自分の一番の支えであり、乗り越えるのが大変な壁に逃げずに挑んでこそ本当の喜びがあることを教えてくれました。自分が迷走していたら正してくれた、どうすればチームが良くなるのか必死に一緒に悩んでくれた、考えてくれた、支えてくれた同期には感謝しかないです。苦しい時間、そして楽しい、嬉しい時間を共にしてきた同期は自分の中でかけがえのない宝です。

 

最後に、昨年主将の金和さんの言葉に「覚悟とはいかなる困難な状況でも折れない強い意志」とありました。今年は困難な状況が長く、チームを引っ張っていく上で覚悟を問われる場面が多々あり、またその都度その意味を深く考えさせられました。その中で自分は「困難な状況でも折れず、またどんな状況でも自分のためだけでなく誰かのために自分を犠牲にできるか」、これが僕にとっての「覚悟」だと悟りました。来年も大きな困難、挫折にぶつかっていくことでしょう。その中でも「信念を曲げずに自分のためだけでなく誰かのために自分を犠牲にできるか」がリーダーには問われ続けると思います。今すでに来年に向けて3年生中心にチームづくりを始めています。彼らは強い信念を持って行動できる人たちばかりです。きっと目標達成のために全力で取り組んでいってくれます。

2022年度EVER GREENも引き続きご支援、ご声援の程お願い申し上げます。

1年間多大なご支援や、ご声援いただきまして本当にありがとうございました。

4年 主将 LB#42 金井良磨